コロナへの立ち向かい方(私見;追記ver.1.2)子育て世代への朗報

免責事項

当該記載事項は当院に複数回の受診歴があり、

かつ当該疾患について診断された方々に

対する補完であり、当方医師の業務を全う

せしめるための補助にすぎず、あくまで

補助的なものとして閲覧いただきます様

お願い申し上げます。従いまして、当院

受診歴のない方、また医療従事者が自らの

診療を補完する目的等で閲覧することは

できません。直ちに当該ページを閉じて

いただきますようお願い申し上げます。また

事業者が閲覧を行った事実がアクセス解析で

判明しました場合、かかる閲覧が法の禁じる

手段による場合は直ちに法的措置に着手

いたします。なお、電話、メール等での

問合せには応じておりません。疑義ある時は

診察での対応になります。緊急かつやむを

得ない場合などにおいて、電話等における

問合せに医師が対応した場合、再診料等が

発生しますのでご留意ください。

文責:ファミリアクリニック事業部

 

 

 

さてコロナ。国家的危機といえなくもない。そもそも現状、国家が危機的だが。

イエスマンで固めた側近、その弊害といえなくもない。他称”専門家”の体たらく。

 

 

さて、人道的観点から、多少のノウハウを開示してコロナの立ち向かい方。

私見を述べてみます。あくまで当院かかりつけの方に対してのみで、

ここの記載通りにやったのに思わぬ結果になった、何らの責任を負いません。

責任のシェアは、「当該症状に対し当院来院者に対し診察を行った」場合のみです。

 

【5/17追記】*ナカナカ時間が取れず少しずつupdateし、纏まったらver.2に昇格させます。

 

コロナについて、だいぶん業界内でも知識の共有化がすすみ、ある程度の病態の

認識と治療の方向性が定まりつつあります。とはいえ、検証困難な仮説や、証明は

後世へ先送り、など現状いくつか課題もあるのですが、実用上に大きな問題はない

ので、紹介がてら追記します。目下の危機をうまく切り抜けていきましょう。

 

(今回のVer.1.1以降、追記部分を青文字表記しています。差分updateにご利用下さい)

 

まずコロナに対して言えるのは、

  • ・コロナの曝露量が多いほど重症化する。
  • ・カラダの抗酸化力が残ってないほど致死的経過をたどる。

は間違いなさそうです。(細かい話は後述します)

 

シンプルに考えましょう。コロナは毒です。冠毒と表記する国もあるぐらい。毒。

『毒は多いほど致死的、解毒能が高いほど助かる。』すごくシンプルで、当たり前の話

 

毒は冠毒、解毒能=抗酸化力。これが本質のようです。(免疫力だけで説明はムリ)

国民に愛されたコメディアン、蓄積された酸化ストレスで抗酸化の余力がなかったカモ

国民に愛された女優さん、直前の闘病で抗酸化力を使い果たしたのかもしれません。

 

 

抗酸化力は喫煙・寝不足・過労・ストレス・紫外線・過剰な脂質や糖質・炎症・虚血再灌流・過酷なトレーンングなどで消耗します。また、抗酸化力は通常、40歳までは特段意識しなくても十分備わっています。(それまでに好ましくない生活習慣で消耗していれば別)

 

アスリートやビルダーはトレーニングなどで相当の酸化ストレスに曝されるため、通常、抗酸化物質の積極的な摂取を行います。食事内容にも相当気を遣います。若くてカラダを動かしている人は、免疫力が強いだけではなく、酸化ストレスに強い、が備わっているから無敵なのです。(どういう食事が良いかはリーンバルクアップをキーワードに調べてください)

 

アスリートやビルダーで重症例・致死的経過の報告がほとんど見受けられないのも、

アスリートとは言えない食生活を求められる某国技競技者などが重症化・致死的経過の

報告が認められるのも、抗酸化力の差、のみで説明されます。

 

抗酸化力を高めることはアンチエイジング業界のキホンのキなのですが、ここに今回の

対コロナ耐久戦のカギがあります。執筆当初、正直ココに答えがあるとは予想して

いなかったのですが、美容医療の知識がココで役に立つとは感無量ですネ。

何事も好き嫌いせずに勉強するといいコトがあるのかも知れません。

 

コロナに関していま世界で起きている様々な現象を

すべて矛盾なく説明するキーワードは

「曝露量」と「抗酸化力」で決まりのようです。

 

 

(当該記事においては、こういった推定口調の文は、『現状を説明するに足る

compatibleな法則である』、という意味だと思って読んで下さい。)

余談ですが、よくevidence vakaと称される勉強不足な医師たちが、メディアなどで

「その説にevidenceはあるのか?」などと言う場面を目にしたことがあるかも

しれません。vakaにかける時間もクスリもないのですが、思うに彼らはどうも

「統計的に有意差がない≠違いがない」という事実を理解していないだけのようです。

仮説検証の能力欠如・帰納演繹の順序が逆の機能障害みたいなもので、正直相手にする

余力も時間も気力もないので放置します。どうしてもなら統計的検証してみて下さい。

 

 

はじめましょう。

 

 

キーワードは「わたしたちはぜったい負けない」

下段のリンクは、大昔に執筆した記事ですが、風邪一般の考え方は今もかわりません。

 

(未読の方は上記のリンク先、記事後半ぐらいにある

「風邪なんて免疫反応なんだ!こんなものかかれば誰にだって治せるようになる!」

以降をざっくりお目通しいただいてもいいかも知れません。)

 

熱が出たときに必要なのは「カラダの求めを邪魔しないこと」

寒いなら、着ましょう、着せましょう。

暑いなら、脱ぎましょう、脱がせましょう。

汗をかいたら、着替えましょう。

 

たんは出しましょう。鼻も出しましょう。咳もだしましょう。

マスクは感染を防いでくれません、だけど役には立ちます。後述します。

 

 

食べましょう、飲みましょう、しっかり寝ましょう。

食べられない、飲めない、眠れないは要注意のサイン。

 

 

湿度は大事。休養も大事。栄養も大事。そして紫外線が大事。

「暖かい南の島で、色んなものを食べながら、優雅にゆっくり過ごす」

これができたら風邪なんかすぐに治ります。極力カラダをいたわるのです。

 

 

治ってすぐに、全力で働かない、全力で遊ばない。寒いところに行かない。

屈強な自衛隊員が、風邪の治癒後に雪山訓練に行き、肺炎で出戻る。

何例経験した事か。病み上がり、カラダを冷やしてはいけません。

一般人がそのタイミングでそんなトコいったら、本気で死にますよ?

 

子供の場合、いつも言ってる例の症状、我慢させないでください。

アレが出現したら10歳未満はキホン自力では治りません。

 

 

総合感冒薬は使わない。使っていいのは当院のコンセプトに合致する薬のみ。

つらくないなら熱は下げない。オイラ微熱時はプロテイン飲んで自主トレしますが。

体を温めるのは効果があります。平熱が高いことはよいこと。

日頃の運動不足はここで差が付きます。スキマ時間に鍛えましょう。

葛湯、生姜湯、良いかと。甘酒、栄養補給に最適。卵酒、血管拡張ゆえの寝冷えに注意。

 

 

市販の感冒薬やアレルギー薬も気をつけてください。

「クロルフェニラミン」含まれていたら中止しましょう

「アレグラ」鼻が乾きませんか?すこしでも思い当たる方は中止しましょう。

どうしてもなら小青竜湯、西洋薬が好きならクラリチンでしのいでください。

 

 

ヤブ中クリニックさんにも気をつけてください。

「ペリアクチン(シプロヘプタジン塩酸塩水和物)」死にますよ?

「第一世代抗ヒスタミン」死にかけますよ?

慢性疾患、抗コリン作用も気をつけましょう。ウチでは出さないので主治医と要相談で。

今回は別件だけれど、保湿剤と称して処方の「ワセリン・プロペト」、アウト

鎮痒剤としての「オイラックス(クロタミトン)」時代遅れ・・

 

 

 

以後、罹患を前提に考察します。

 

 

マスクの役割、やっぱり可能ならマスクをしておきましょう。予防目的ではなく。

罹るなら「免疫の成立しうる最小曝露量を短期浴び、カラダに勝ってもらう」が吉

もちろん罹らないに越したことはないさ、俺たち最前線防衛部隊には無理な話。

 

 

マスクをしておけば罹患するにしても「最小曝露量での罹患」を期待できます。

エビデンス?んなもんあるか。今はマスクをする意義の「考察」

仮に目の前の相手がコロナ罹患者で、濃厚接触したとして。どちらがいいでしょう?

取引相手から大量曝露、クルーズないし武漢の戦士たち。大量曝露がいかにリスキーか。

 

 

【5/19追記】

やはりマスクの効果はあるようです。「最小曝露量での罹患」も期待されたとおりです。

私の仮説になりますが、マスクをすることで気道系の大量曝露による重症例が本邦では

著しく少ないように見受けられます。逆に、マスクして罹患した人は、マスク外す時など

手が汚染され、経口摂取したことにより気道系ではなく(当初想定外だったのですが)、

「消化器系に感染」し腹部症状主体の罹患で済み致死率の抑制に繋がっていると考える

次第です。マスク文化がない先進欧米各国での初期の致死率を考えると、マスクの効能

否定できるものではないでしょう。WHOは当初よりAHOだったことの証左でもあります。

(そしてまさかのアベノマスクの勝利?神風でも吹いたのでしょうか。まだ届かないけど)

【追記】帰宅したらポストに届いてました。なんてタイムリーな!・・・使わないけど

 

流行初期に多かった無防備な曝露で感染したケース、3密空間での曝露感染ケースなどは

やはり気道系の症状が強くなっているようで、ICU勤務の方々の証言からもやはり、

曝露量大ほど重症化しやすく、かつ離脱が遅いようです。やはり経気道感染は危険かと。

 

 

そして、子育て世代に朗報です。以前から指摘されていた、「小児は罹らない説」

小児、とくに生後7ヶ月台~思春期前の子どもたち。ほぼ「消化器にしか感染しません」

曝露量が極端に多いと例外はあるのでしょうが、最重症例でも「消化器症状より始まる、

川崎病ライクな症候群」の病状を呈する模様(現状説明compatibleな仮説の紹介)です。

 

このことは罹患した小児からの感染の基本再生産係数(R)はとても低いとはいえ、子ども

同士がお互いに感染対策を万全にすることはほぼ期待できないので、朗報といえましょう。

 

コロナはACE2レセプター(ACE2R)をターゲットに感染し細胞内に侵入するのですが、

曝露量が少ない、という前提において、相手は子どもの肺には感染が困難のようです。

そもそもACE2Rは性ホルモン、とくに男性ホルモンで誘導される傾向は以前より指摘

されていたのですが、性ホルモンの影響を受けていない生後6ヶ月超~思春期前の小児

いわゆるキッズ達の呼吸器系粘膜などに、どの程度のACE2Rが発現しているのかは検証

されていない状況で(検証するには、病死でない小児の剖検肺での免疫染色が必要で)、

状況証拠として世界的な小児への病原性の低さは「感染成立の機会のレベルで妨げ」故

と判断される状況、つまりレセプター発現がされていないと考えるのが強い説といえます。

では罹らないか?という問いに対しては、どうも「消化器系に感染する」というのが数々

の症例報告と、最重症例での経過から推察される、という状況にあります。それが理由。

そして後段は証明もいたってシンプル。親ないし保育者などが感染したケースにおける

濃厚接触児の便中PCR検査ですネ。小児科学会ボーっと報告待ってないで動けヨ!

 

だとすれば排便が自立している子ども達は、不衛生に気をつけて、それまでの子ども達には

オムツの処理に気をつけてもらえれば相当のリスクヘッジになろうかと。またAHOで有名な

WHOの助言を信じるのであれば「糞口感染するエビデンスはない」らしいのでご参考に。

(まーそんな機会はないと思いますが、糞口感染で消化器系に感染すると考えますネww)

 

 

そして免疫を落とさない。

暦の上で春とはいえ、3月はまだまだ冷え込む日が多いもので。

体が冷えると免疫が落ちる&紫外線量が少ないほうがウイルスは不活化しにくい。

寒くなってきたら長居をせず、「とっととおうちに帰りなさい」。夜は魔の時間です。

覚えていますか?昔、夜のロマリア周辺うろついて、さまようヨロイに遭遇した衝撃をッ!

 

 

 

免疫を消耗しないのも大事。

感染症も、戦争も。武力が高い方が勝ちやすい。但しどんなに強大な軍事力があっても

戦闘が連続すると必ず消耗します。消耗したときに強大な敵に襲われると負けます。

直近に風邪をひいた方は、いまこそリカバリーに集中して次の戦いに備えましょう。

 

 

 

粘膜に傷を作らない(残したままにしない)

今ある風邪(的なもの、多くは残存鼻汁)は片付けておきましょう。タバコは論外。

(別件ですが、鼻うがいは当院非推奨です。理由は診察時に伝えているハズ。)

粘膜が正常でなければ突破口にされます。肺胞上皮を狙ってコロナは攻めてきます。

肺胞に傷があり、そこに強い炎症反応が起きるとARDSを惹起しかねません。

いますでに風邪っぽさ、上気道症状がある方は早く治しておきましょう。

嵐が目の前に迫っています。過去の災害復旧をメドつけて、次の嵐に備える要領です。

 

 

タバコは論外、とはいえ止められないスモーカーもいるでしょう。

短期で済むならと思って、今回はニコチン剤で代用してみては?

ARDSの惹起率が高く、救急で嫌われる。運ばれてきた相手に対して、

実際、吸ったら死ぬかもよ、的な治療前同意を取ることもあります。

ECMOはともかくとして、スモーカーは人工呼吸器の離脱が遅い。

肺気腫とかあれば陽圧換気でしょっちゅう破れるし(気胸)。

 

 

検査はどうする?

治す側としては、コロナであってもなくても大差はない。特効薬がでるまでは。

肺炎進展を極力阻止し、呼吸不全ならECMO適否を判断して。やるべきことは同じ。

知りたいなら。条件を満たせば検査は受けられるようです。偽陰性は多いですので。

本来であればBALをPCRにかけるのがスジ、それを実施すればその検査室は使えない。

やはり、現実問題、政策的観点からも落とし所は、現状の対象条件で絞込みしかないか。

 

 

栄養って何よ?

高カロリー摂れ、じゃない。多種多様の栄養素、バリエーション豊かに摂れ、と。

もし風邪ひいて痩せて、コレチャンス!とかのノリでダイエットすると滅亡の予感。

病み上がりの栄養補給は二次感染への備え。運良く(?)コロナで肺炎に至らなくても

コロナ感染後の二次感染で肺炎に至ることだってありうる、と考えるべし。

 

 

戦闘中(炎症反応がおきているとき)は大量の栄養素を消耗します。

免疫細胞とかフル稼働で活性酸素がバンバン出ます。炎症とはよく言ったもので。

まさに火事。戦場の火事を想像してください。敵襲を受け防衛軍が街に火を放つ。

スナイパーが敵を効率よく射殺する、は獲得免疫(既往ウイルスへの防御)のイメージ。

火事は自然免疫のイメージ。場を燃やして、街を犠牲に敵を殲滅する。

今回のような未知の相手に対しては、カラダは自然免疫で抗うしかないのですよ。

敵が潜伏したエリアに、NK細胞はじめMφよろしく抗原認識してちょ、等々。

(細かい話は成書で勉強するか、「はたらく細胞」などを読んでみてください)

 

結果、炎症が起きます。この炎症の規模をカラダにとっての最小ダメージで

かつウイルスを駆逐するのに十分量の炎症を起こさせることができ、

II型肺胞上皮細胞の防衛に成功することが今回のミッションと言えるでしょう。

 

 

ここで2つのファクタが出てきます。「必要十分の炎症」と「II型肺胞上皮の防衛」

できれば炎症は肺に及んでほしくはない、だが炎症をおこさねばコロナに勝てぬ

おそらくコロナの大量曝露は容易に肺に及ぶはず、であれば最小曝露で済ませ、

炎症を誘発させたとして、上気道にとどまる範囲で終息に向かわせたい。

それを考察していきたいと思います。キーワードは”免疫力向上”と”炎症反応の最適化”

 

 

まず免疫力向上、これは事前準備になります。敵が来たら悪即斬できる凶斬り力。

前述の風邪後のリカバリーも大事だし、栄養学的なアプローチが有効になります。

粘膜の防御にビタミンAが有効というのは知れた事実です。レチノールないしレチナール。

レチノイン酸はダメよ、有害性が高い。プロビタミンと言われるβカロテン等も有効。

いつも言うでしょう?病み上がりの時期にアレを1品加えよう、と。別のソレでもいいし。

ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、普段の食事からの継続摂取と蓄積が大事アルね。

 

そして炎症反応に伴う酸化ストレスに耐えるカラダの準備。これが実は運動の効果。

適度な運動(exhaustedレベルにしてはならぬ)は抗酸化力が向上するという事実。

四畳半にダンベルとベンチがあれば幾らでもできるのだから、30分あったら鍛えろ。

栄養的にはビタミンC・Eが有効でしょう。単独ではダメ、片手落ちになる。サプリでよい。

さらに上をめざすなら還元型CoQ10(ユビキノール)この3点セットは抗酸化のキホン。

 

 

ビタミンCと風邪の有効性については統計的検証不十分ですが、普段は1日3g摂取して、

風邪の時には12gを目指して摂取してみてください。悪くない実感を持ちます。

脂溶性ビタミンCのパルミチン酸アスコルビルであれば半量でも良いとされてます。

ビタミンEは安価なDL-αトコフェロールは意味ないので、天然抽出D-αトコフェロールで。

γとトコトリエノール群のほうが活性があるので、可能ならフルスペクトラムを。

酸化型CoQ10(ユビキノン)は抗酸化活性が低いのでユビキノールで100-200mg/日。

(ただしいずれも15歳以上を対象にした量です。小児は気にしなくてよいです。)

 

そして炎症反応の最適化、これは容易にコントロールできるものではないのですが

少なくとも言えそうなのは、安易にステロイドを使わない。これはステロイドは

消炎を超えて免疫抑制をきたすためで、本来戦うべき相手の襲撃を受けた段階で、

防衛軍派遣反対市民運動、みたいな真似をしている状況を惹起します。((((;゚Д゚)))

ちがうだろ。お前らは労働問題でも扱っとけ。ステロイドのタイミングは難しい。

 

 

それまでは非ステロイドで消炎を図っていきたいところ。それが僕らの腕の見せどころ。

一般、とくに花粉症の方や喘息の方。点鼻ないし吸入ステロイドを使用してる場合。

使って何らかの異変、例えば効きの悪さや、使うと調子が悪い、滲みる、咳が出る、

これは何らかの感染を示唆する異常かもしれません。連用する前にまずは相談を。

 

 

そして滲出液を溜めない、固めない、吸い込ませない。汲み出しきれば終わるハズ

いざ感染してしまったカラダにとって、滲出液は炎症物質と一旦細胞から排除した

ウイルスに満ちています。これを吸い込んだのでは元も子もない。出すのです。

もちろんそれを浴びたら伝染ります。そこで咳エチケットとマスクの出番。

排除するカラダの防衛力と、侵入しようとするウイルスの突破力の戦い。

この具体策が最初に伝えた風邪への立ち向かい方の共通則なのです。

 

 

 

(時間がないものの、すこし続きを書きます:3/19追記)

 

で、結局どうする?(すこし各論的に)

結局のところ、「軽症で済む8割のケースに入る準備」をするしかない。

その具体策を今まで説明してきていますが。今回はアプローチをより学問的に。

 

 

COVID-19の臨床像は?

ざっくりまとめると、4~5日続く微熱と倦怠感。初日は38℃台に至るケースあり

5日前後でおちつくと思ったら第5~7病日にイキナリ両側性肺炎に至る。

キーワード的には「経験したことない風邪」「だるさが辛い」「解熱に4~5日かかる」

その後、軽症例は治って普通の状態に。重症化の入り口に「イキナリ両側肺炎」

引っかかるのが第5病日までの熱の低さ。これ意図的に高熱にしたら良くね?アレ使う?

ウイルス視点で、この微熱のうちに肺の侵攻準備を整えているあたりがタチの悪さを

予感させます。トロイの木馬的ですネ。イブプロで悪化、という報告は当然でしょう。

 

あと「両側」の肺炎を「イキナリ」起こす病気、ってそうないんですよね。レア。

最初はアレルギー機序が関与しているのかと考えていましたが(特に後述する

シクレソニドが著効した3例の報告時点で)、どうもそうでもなさそうです。

大葉性肺炎を起こす肺炎球菌性肺炎もアレルギー機序が関与していたり、

過敏性肺臓炎もアレルギーでありながら発熱を認めたり、そういうモノかと。

その辺の話はCT所見がらみの論文を読み解くと、愚察であったと判断されます。

(アレルギー的機序であれば、吸入ステロイドが使えるからラクだったのにな。)

 

 

 

早期発見は?

実はウイルス検査ではなくてCT検査のようです。無症候例でさえ肺胞に所見が。

初期はGGO、これは間質を巻き込む炎症の所見でウイルス性肺炎に比較的特異的。

それが小葉単位でconsolidationに移行するようで、肺胞方面に炎症が拡大。

ウイルス性なので肺胞隔壁を破壊してまで実質性の炎症には移行しないようです。

ただ、ウイルス汚染された肺胞内液なので、経気道的な波及は免れないでしょう。

 

仮説ですが、

そこで肺胞レベルのドレナージが維持されて病変が融合・拡大しなければ軽症例。

コレが重症化回避のキモではなかろうかと考えています。ならばウチの方針に合致

当然、肺気腫や気管支拡張症などの肺胞ドレナージ不全病態があるとシビアな予後。

【3/25追記】剖検肺所見の論文が出たので読みましたが、病理学的にはDAD

(Diffuse alveolar damage)が主体の非間質性・肺胞性肺炎のようで、

これらはいずれも私の今までの病態仮説を支持する所見と判断します。

結局は例の処方薬を使いながら、肺炎に至る兆候を見逃さず推移を見守る形になろうかと。

 

 

 

政府の言うことは正しいの?

今回、批判はあっただろうが、検査方針については的を得ている。WHOはAHO。

ただ、風邪だと思ったら重症化するまで病院に行くなYo!的な待機推奨はイカガナモノカ

風邪だろうが、コロナだろうが、初期治療に大きな差がないのであれば、容易に治せる

早い段階で受診を勧めてコロナ前提の適切な処方薬を入手した上で立ち向かうべき。

治せる病気を治せるうちに早く見つけて、治す、はコロナに限ったことではない。

ならばインフルの検査も積極的に我々が実施すべきかと思いますが?医師会さん。

 

 

我々も日本政府発表、だと何となく信じてしまいますが、中国政府発表だとウサん臭?

別に政府がどうこうではなく、普段からの信用の積み重ねと、ただ未知のことには

政府であってもなくても、無条件に正しい・信じられる、ではなく考察の背景を詳細に

かつ合理的に説明できるか否かが重要なのだと思います。余談ですが。

今回久々に論文あさってますが、10年前と比べて中華系論文はレベルupしてますよ。

 

(R2.3.21追記)今回、多少わかりやすい「検査を推奨しない理由」の記事が出ましたね

「PCR検査をどんどん増やせ」という主張が軽率すぎる理由【4/11リンク修正】

僕らも検査特性の把握に努めてこういう計算を日常的にやっています。ご参考まで。

いま時代の寵児状態のコロナマダム、陰性でも検査回数を重ねれば云々いいますが、

検査回数ふやしても陽性反応的中率が上がるだけデスYo!所詮は他称「専門家」ww

普通のプロは経過と問診から検査前確率を上げて、検査対象者を絞り込む、コレ定石。

よくできた記事だと思ったらEBM分野では私淑する名郷センセの監修でしたね・・。

 

 

さて、治す側の立場として、僕はどうする?

この症状群、子どもだとよくある現象だけれど、そもそも子どもたちの

COVID-19罹患リスクはとても低く、重症化リスクはさらに低いので、

フツーに治せば良い。別に診療スタイルを変える必要はない。

この記事も、投稿から約3週間経つが、大きく訂正すべき事項もとくにない。

 

子育て世代(ウチのかかりつけ層)を重症化させないのが僕の仕事ですが、

まず免疫対策と、今罹患している風邪などの体調不良を一掃させたい。

その上で、経過中にコロナ重複罹患しても耐えられる処方内容を組んでおく。

ま、これも実はいつもどおり治せば良い。診療スタイルも変える必要はない。

 

高齢者や基礎疾患がある人々はどうする?

いままでの罹病歴に依る部分が大きく、なんとも一般化し難いが。

重症化を前提に、常用薬との干渉をさけつつ処方内容を組むしかない。

ウイルス検査ができない、ことを前提に、早期発見のTipsの手札を増やす。

 

コロナですよ~、検査陽性さんがバラマキに来ましたよ~、はどうする?

どうしてくれようか!バラ撒けないように呼吸停止させるのは正当行為だよな?

 

 

 

治療薬の選択肢は?

この3週間のあいだに少しずつ情報が揃ってきました。想定外なのがシクレソニド

(オルベスコ)の抗ウイルス作用、吸入ステロイドにそんな作用、もはやムテキング

例えるならウイルスの襲撃で火事が起きたとき、防衛軍派遣反対市民運動の片手間に

消火活動をしていたら、ウイルスがなぜか死滅した、みたいな奇蹟。

これが本当に有効なら、かなり大きな武器になります。

そしてDICや急性膵炎でしょっちゅう使う薬の一つ、ナファモスタット(フサン)。

僕はFOY+ミラクリッド(業界では奇跡の水と言われる)を好んで使っていましたが

フサンのほうが効くようですね。安全性確認済+DICのお供、これは期待できる!

なので、重症化した場合のICU戦闘員の方々には武器が与えられた恰好ですネ。

 

軽症例はどうなる?

これは意外にシンプルなのですよね。ウチにかかる皆さんが実感している、

うちの処方で治りがいい理由。仮に肺炎だって治せる治療だからなんですよね。

しかも副作用の弱い、安全性の高いクスリだけで組み上げている。ただそれだけ。

 

 

(まとめ)

 

結局、いつ病院に行けばいいの?

コロナだと思っているなら専用窓口に相談してください。ウチで診るのはスジ違い

コロナだと思っていないなら、体調に心配があるなら来てください。いつも通り。

 

 

いずれにせよ、、

皆さん、勝ち残っていきましょう。「みんながんばれ」そして「いのちだいじに」

そして来るべき日に備えて「ガンガンいこうぜ」

2020/05/19
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